果てなく続くストーリーのコード進行解析してみた
Anonymous
[イントロ] IVM7add9|Isus2^2/III|IIm7 IIm7 V7sus4 V7|VIm7 VIm7 IM7^2/V| IVM7add9|Isus2^2/III|VIbM7add9|IIm7^4/V = = = |
[Aメロ1] IVM7add9|IVM7add9|Isus2^2/III|VIm7add9 VIm7add9 Vm7add9 I7add9add13| IVM7add9|#IVm7b5|IIIm7b5/bVII VI7addb9 | bVIaugM7 IIm7b5/bVI IV/V | IVM7add9|IVM7add9| Isus2^2/III|VIm7add9 VIm7add9 Vm7add9 I7add9add13 | IVM7add9|#IVm7b5|IV/V|V7add9add13^-1
[サビ1] IM7add9 | Vm7add9 Vm7/I | IVM7add9 | IVM7add9 IV6 IVmM7 IVm6 | IIIm7 | VIm7add9^-1 | IIm7 | IIm7b5/V
音楽理論GPT
この楽曲のコード進行は、和声学的に非常に複雑で洗練されています。それぞれのセクション(イントロ、Aメロ、サビ)を詳しく解析しましょう。
イントロ
- IVM7add9: これは主要和音(I)の第4度(IV)上に建てられたメジャー7thコードに加えて9th(add9)が加わっています。リッチな響きを生み出しています。
- Isus2^2/III: Iコードのsus2(サスペンデッド2nd)バリエーションで、IIIコードの2ndインバージョンです。サスペンデッドコードは解決感を遅らせる効果があります。
- IIm7 - V7sus4 - V7: これは典型的な2-5-1進行で、ジャズやポピュラー音楽でよく見られるパターンです。
- VIbM7add9: VIコードのフラット(b)メジャー7thに9thが加わった形で、和声的には珍しいコードです。このコードは予期せぬ転調感を与えます。
Aメロ
- #IVm7b5 - IIIm7b5/bVII - VI7addb9: この進行は転調を伴い、コードが変化するにつれて音楽の感情が深まります。#IVm7b5やIIIm7b5/bVIIのような減五度のコードは、ジャズや進歩的なポップ音楽で見られる特徴です。
- bVIaugM7 - IIm7b5/bVI - IV/V: bVIaugM7(増和音)は非常にドラマチックな効果を生み出します。また、IIm7b5/bVIは機能的和声においてはあまり一般的ではなく、興味深い選択です。
サビ
- IM7add9 - Vm7add9 - IVmM7 - IVm6: ここでは基本和音に対する様々なバリエーションが見られ、特にIVmM7やIVm6のようなマイナーコードのメジャー7thと6thの追加は、深みと複雑さをもたらしています。
- IIIm7 - VIm7add9^-1 - IIm7 - IIm7b5/V: ここでは機能和声の基本原則に沿っていますが、add9やm7b5のような拡張とアルテレーションが加わっています。
全体を通じて、この曲のコード進行は伝統的な和声規則から逸脱し、より現代的で実験的な要素を含んでいます。リズム、メロディ、楽器の配置と相まって、この進行は曲にユニークなキャラクターを与えるでしょう。